一般歯科
一般歯科について
虫歯について
歯を磨いても、なぜ虫歯になってしまうのでしょう。
人によっては、まったく磨いていないのに「虫歯は一本もないよ」という方もいます。
原因は、「ミュータンス菌」という、虫歯菌が生後10ヶ月~31ヶ月くらいの間に保護者(主に母親)から感染するのが原因です。
最近の学説ではミュータンスの単独犯行説が否定されつつあります。
ただし31ヶ月で口の中の細菌叢(細菌の構成比)が確立することは立証されていますので、ほぼ同一の役割をしている細菌がいると思われます。
お子様への感染には十分にご注意ください。
カウスの3つの輪といい、虫歯の成り立ちの模式図です。
虫歯が成立するためには、「細菌」・「食べ物」・「時間」の3つの要素が成立する必要があるということを示した図です。
しだ歯科クリニックの治療方針
虫歯の治療というと銀歯を想像されると思いますが、当院では治療後も白い歯でいてもらうために、メタルフリーを推奨しております。
金額は保険適用の有無によって変わってきますので、詳しくは料金ページをご覧ください。
段階に応じた治療
C1の治療法
エナメル質の再石灰化を期待して、定期的な歯磨きチェックやフッ素塗布を行い、経過観察をします。
C2の治療法
象牙質まで虫歯が進行している場合、神経まで虫歯が達している場合もあります。
神経を保護する処置をしてから、虫歯の部分を削り、セラミックやプラスチックなどの詰め物や簡単な被せ物をします。
C3の治療法
歯の神経(歯髄)にまで進行した場合、細菌が体の中に入っていかないように、神経を除去する必要があります。
除去した部分には細菌が残っていますので、炎症がなくなるまで薬を入れて殺菌する処置を繰り返す「根管治療」を行います。
根管治療で炎症が治まり、細菌がいなくなると、被せ物と被せ物を取り付ける土台を製作するために、型を取ります。
次回、でき上がった土台と被せ物を取り付けて、すべての治療は完了です。
神経が通っていた歯根の形や細菌による炎症の程度によって、根管治療の回数は異なります。
C4の治療法
歯根だけが残り、上部が崩壊して神経も死んでいる状態です。
なるべく歯を残す方法で治療を行いますが、やむをえず抜歯することもあります。
エアフローを導入しました
【しだ歯科クリニック】では、タバコによるヤニや歯の着色汚れを落とすエアフローを導入しました。
お手軽に始められ、エアフローの前後で比べると、見ちがえるように白くなります。(程度により個人差があります。)
味もレモン味でスッキリした気分になります。